膝痛

膝痛といってもその痛みには様々なタイプがあり、
 
・膝の内側
・膝の外側
・膝の真ん中の深部
 
痛む箇所によってその重点原因が違ってきます。

このタイプを明確に区別し、最適な施術ポイントを見出し処置いたします。

その共通する重要施術ポイントとして、以下の二つへのアプローチが必須になります。

①太もも前面の筋肉（大腿四頭筋）
②足関節

③股関節

①太ももの筋肉（大腿四頭筋）
痛む部位が膝の内or中or外にかかわらず、筋肉的なアプローチとして最優先されるのは太ももの筋肉です。
 
むろん内側が痛いか外側が痛いかによって、太ももに潜んでいるその原因の場所も違ってくるのですが、まず太ももを緩めないことには膝痛の改善を図ることができません。


②足関節
もともと「膝関節は足関節と股関節を補正する器官」であるため、足関節との関係はとても深いものです。
 
足関節を緩めることで、足首自体の自由度が回復され地面からの衝撃が緩和されますので、それだけで膝への負担が減ります。

ですから膝のどの部位の痛みであっても、足関節へのアプローチが必須になります。


③股関節
②でもお伝えしましたように「膝関節は足関節と股関節の補正器官」としてそれぞれ密接な関係があります。

股関節の動きが悪くなれば、膝関節への負担は大きくなります。

ですので股関節の動きを柔軟にするアプローチも必須です。
  

これら②③の処置をした上で、それぞれ重点となる施術ポイントへのアプローチになります。

膝が痛いからと言って、膝周りのマッサージだけを行なったり、膝周辺に電気をかけたりだけしてもあまり良くならないのです。

軟骨がすり減ってしまいもう手術しかないと言われたとしても、痛みが改善する可能性は十分にあります。