目まい


目まいには大きく分けて二つの種類があります。

 

①脳や内耳の機能など器質的なもの

②自律神経的な問題or原因不明と言われたもの

 

このうち①が原因であることがはっきりしている場合は、整体による対応は難しいです。

 

しかし②については整体で改善することができます。②は筋肉に問題があるからです。

 

その原因として考えられる筋肉は二つあります。

 

A.胸鎖乳突筋

B.上部僧帽筋

 

 

A.胸鎖乳突筋

 

首筋にある筋肉ですが、ここに非常に小さくて硬いコリ(=トリガーポイント)が発生し、それが目まいを引き起こしていることが非常に多いです。

 

この筋肉の処置は難しく、最低でも三つの角度からアプローチしないと、緩むことがありません。

 

 

B.上部僧帽筋

 

肩こりの原因となる筋肉です。

 

この筋肉の強いコリ(=トリガーポイント)からもめまいが出ることがありますので、症状だけではA・Bどちらに原因があるかを区別できません。

 

したがって確実な症状改善には、A・B両方の筋肉にアプローチすることが必要になります。


この両方の筋肉を処置することができれば、めまいが改善できる場合が多いのですが、このことを知らずに苦しんでいる人が非常に多いです。